徒然のサリー

ジャズベーシスト古城サリーがクダを巻くblog

トランスクライブ。

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先日、30分のトランスクライブを自分に課している旨書きましたが、わたしの場合30分で採譜できるのはせいぜい多くて8小節程度です。
いざ譜面に起こそうとすると微妙なニュアンスや、音符では書き表せない音などがあり、すごく悩ましいです。

最近、レイ・ブラウンの「Two Bass Hits」というアルバムに収録されている、「How hign the moon」のアドリブ部分を採譜しました。

このアルバムはTrioでの演奏なのですが、ベース2台(レイ・ブラウン&ジャッキー・テラソン)とピアノ(ピエール・バウサエ)というおもしろい編成なのです。
曲によってはベース二人のユニゾンも楽しめます。息も音程もピッタリなのが心地よくてクラクラします。
その後ろで鳴っているピアノも、そんな二人の演奏をやさし~く見守っているようで、とっても微笑ましい気分になります。

ちなみに「How hign the moon」ソロ部分は8小節ごとに、レイ・ブラウンとジャッキー・テラソンが交互にバースで回しています。

↓参考までに、これが採譜したもの。
赤いカッコで括ってるのがレイ•ブラウンパートとわたしは認識しています。
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レイ・ブラウンのアドリブソロは、わりと低い音域で、ちょうどよ~く行間を空けながらメロディアスに奏でている傾向な気がします。
演奏を譜面に起こすと、その人のプレイスタイルが目で確認できるのが面白いですね。
ペデルセンのソロをトランスクライブしたら大変だろうな……)